2010年09月06日
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2010年09月06日
問診票とチャンス
今日の鎮西は宇城アカデミーで練習試合でした。

今週末にはとうとう選手権の組み合わせが決まります。どこのチームも30名の登録選手の座を争って日々の練習にも緊張感が増してるのではないでしょうか。
そして鎮西サッカー部はと言うと・・・どうなんですかね?たしかに数名の生徒達は『自分に足りないものは何ですか?』『どうやったらAチームに上がれますか?』などと質問をしに来ます。
当然僕もその生徒に合ったアドバイスをするわけですが、その日の練習が終わるとその生徒は当たり前のように帰宅します。グランドに残って自主練をするわけでもなく・・・。
何か気持ちが伝わらないと言うか本気になってないと言うか。もちろん必死に頑張ってる生徒もいますよ。練習が終わっても黙々とボールを蹴る生徒もいます。
大会前のこの時期に急激に上達することはないだろうし、自主練したからってAチームに上がれるとは限らないけど、グランドの上では貪欲でいないと『チャンス』は回って来ないと思います。
僕の高校時代の忘れられないエピソードを一つ・・・。
高校一年の、まだ入学して間もない頃でした。学校で献血があったんです。たしか強制ではなかったと思うんですけど僕は献血するつもりでした。
献血するには、前日に持ち帰っていた問診票を提出しなければならなかったんですが、僕は問診票を自宅に忘れてしまい結局献血はできませんでした。
普通に献血をした人はその日は運動が出来ないので部活は見学か休み。僕は何もしてないのでいつも通り部活に出ました。
その日の部活は、ちょうどAチームが次の日から国見遠征だったので、その遠征メンバーだけ別メニューでコートの真ん中で練習していました。当然一年の僕はAチームじゃありません。
練習が進み、最後にAチームがハーフコートゲームをやることになり、僕たち一年生がゴールを運んだりしてコート作りをしてました。
ここで奇跡が起こりました。
Aチームがハーフコートゲームをやるのに人数が一人足りなかったらしく、平岡先生が誰を補充するかグランドを見渡してました。
そんなことは全く知らない僕はなんとなくマーカーを集めて歩いてたんですが、その瞬間にたまたま平岡先生と目が合い・・・
『シカ、お前ちょっと入ってみろ!』
えぇーーーーー????
初めてのA練習。心臓バクバクです。足ガクガクです。でも大チャンス。やるしかない。
ここでまた奇跡。
めっちゃ調子良い!ドリブルもキレキレでした。今でも忘れもしない、当時三年生のハマツさんというプジョルみたいなDFの先輩がいたんですが、そのハマツさんをドリブルで交わしゴールもしました。
このときのプレーが認められて僕はそのまま次の日の国見遠征に参加しAチーム入りしました。
・・・もしこの日、問診票を忘れずに献血していれば練習を休んでいたのでこのチャンスもありませんでした。おそらくAチームに上がることはしばらく無かったでしょうね。
チャンスはいつどこでやってくるかわからない。ということを知った出来事でした。
選手権開幕までまだ時間はあります。チャンスは必ずある。最後まで諦めずに頑張れよ!!

今週末にはとうとう選手権の組み合わせが決まります。どこのチームも30名の登録選手の座を争って日々の練習にも緊張感が増してるのではないでしょうか。
そして鎮西サッカー部はと言うと・・・どうなんですかね?たしかに数名の生徒達は『自分に足りないものは何ですか?』『どうやったらAチームに上がれますか?』などと質問をしに来ます。
当然僕もその生徒に合ったアドバイスをするわけですが、その日の練習が終わるとその生徒は当たり前のように帰宅します。グランドに残って自主練をするわけでもなく・・・。
何か気持ちが伝わらないと言うか本気になってないと言うか。もちろん必死に頑張ってる生徒もいますよ。練習が終わっても黙々とボールを蹴る生徒もいます。
大会前のこの時期に急激に上達することはないだろうし、自主練したからってAチームに上がれるとは限らないけど、グランドの上では貪欲でいないと『チャンス』は回って来ないと思います。
僕の高校時代の忘れられないエピソードを一つ・・・。
高校一年の、まだ入学して間もない頃でした。学校で献血があったんです。たしか強制ではなかったと思うんですけど僕は献血するつもりでした。
献血するには、前日に持ち帰っていた問診票を提出しなければならなかったんですが、僕は問診票を自宅に忘れてしまい結局献血はできませんでした。
普通に献血をした人はその日は運動が出来ないので部活は見学か休み。僕は何もしてないのでいつも通り部活に出ました。
その日の部活は、ちょうどAチームが次の日から国見遠征だったので、その遠征メンバーだけ別メニューでコートの真ん中で練習していました。当然一年の僕はAチームじゃありません。
練習が進み、最後にAチームがハーフコートゲームをやることになり、僕たち一年生がゴールを運んだりしてコート作りをしてました。
ここで奇跡が起こりました。
Aチームがハーフコートゲームをやるのに人数が一人足りなかったらしく、平岡先生が誰を補充するかグランドを見渡してました。
そんなことは全く知らない僕はなんとなくマーカーを集めて歩いてたんですが、その瞬間にたまたま平岡先生と目が合い・・・
『シカ、お前ちょっと入ってみろ!』
えぇーーーーー????
初めてのA練習。心臓バクバクです。足ガクガクです。でも大チャンス。やるしかない。
ここでまた奇跡。
めっちゃ調子良い!ドリブルもキレキレでした。今でも忘れもしない、当時三年生のハマツさんというプジョルみたいなDFの先輩がいたんですが、そのハマツさんをドリブルで交わしゴールもしました。
このときのプレーが認められて僕はそのまま次の日の国見遠征に参加しAチーム入りしました。
・・・もしこの日、問診票を忘れずに献血していれば練習を休んでいたのでこのチャンスもありませんでした。おそらくAチームに上がることはしばらく無かったでしょうね。
チャンスはいつどこでやってくるかわからない。ということを知った出来事でした。
選手権開幕までまだ時間はあります。チャンスは必ずある。最後まで諦めずに頑張れよ!!